勉強法

勉強してもすぐ忘れる/効率よく勉強する方法は?

子どもたちと日々接していると、

「暗記がすごく苦手・・」「すぐ忘れちゃうんだよね」

と呟く子が非常に多く見受けられます。

その時、家での勉強方法を少し工夫することで、吸収が変わってくることを話しています。

今回は効率よく家での勉強の仕方についての記事を書いていきたいと思います^^

ラーニングピラミッドとは?

今回は学習した時に定着する度合いをまず学習ピラミッドを元に説明させていただきます。

学習ピラミッドとはアメリカ国立研究所の研究によって、各学習方法と学習定着率の関係を図に表したものになります。

ラーニングピラミッドを見ると、下の方にいくほど定着率が高いことがわかります。
一つひとつ各段階の内容について見ていきましょう。

引用:【類子屋・類塾】 南方学舎〜意欲と追求を再生する〜

 

「講義」(5%)

一番定着率が低いのは講義ですね。5%しか入っていかないことがわかります。ただ席に座って先生の話を聞いているだけでは、よほど興味のある内容以外は、ほとんど入っていかないということがわかりますね( ;  ; )

ただ、有名な予備校講師方の講義はオンラインでも結構頭に入ってくるので人気がありますね!ですので講義する先生の力量によって個人差はどうしてもあると言えます。

話を聞きながら、意欲的にノートをとるなどが対策の一つとして言えます。

また、前から3列目までと、それより後ろでは吸収率が10倍違うというデータもありので、できるだけ前の方の席を確保するというのも有効です!

 

 

「読書」10%

次に10%なのが読書です。読書をして「学んだ〜!」という気持ちになっても、10%しか入っていかないんですね。

学習内容に興味が持てない教科の場合は、漠然と目で追っているだけになりがりです。

ですので興味がある好きな教科以外は、他の学習方法がベストと言えます。

 

「視聴覚」20%

画像、動画を入れると、ただ聞いている授業よりも4倍の定着率になることがわかります。

単なる文字や静止画に比べて、動画や音声は脳に大きな影響を与えます。文章だと理解できないことが動画だと理解しやすく、記憶に残りやすいということですね。

 

 

「デモンストレーション」30%

実演を見ること、つまり学校現場では「先生が行う実験を見る」「理科見学」「社会科見学」の行為が該当します。

実演することによって、聴覚、嗅覚、触覚にもダイレクトに訴えかけられるので、解説文や動画よりもさらにインパクトが大きく、その分記憶に残りやすくなります。

わからないことが出た場合もその場で質問して、解決できるというメリットもあります。

ここまでが2019年までの従来の教育です。

勉強してもすぐ忘れる/学習定着率が高い「アクティブラーニング」とは?

「アクティブラーニング」とは能動的な学習でのことで「他者と議論する」「実戦による経験、練習」「他人に教える」を重視したものをいいます。

学習者である生徒が受け身となってしまう授業を行うのではなく、積極的に学ぶことができるような授業を行う学習方法で、2020年から小中高校の全科目で行われていきます。

 

「グループ講義」50%

他の人の意見を聞いたり、自分の意見を伝えたりすることで講義の5倍も頭に入っていくんですね。

発言するには頭の中で筋道を立てて考えを整理することと、自分の言葉で意見を伝えることが必要になってきます。そのため、ただ見るだけ、聞くだけの講義よりもかなり能動的な関わりが必要になるわけですね。講義の10倍の学習定着率というのもわかりますね!

グループ内での意見交換の際には、他の人の意見から新しい知識を得ることもでき、同時に思考が働くことに繋がります。

 

「自ら体験する」75%

学校現場では体育、美術、家庭科、音楽、といった実技教科が該当します。これらの教科は実際に自分の手や体を動かすことによって感覚をつかむことに有効です。

また現場に出向いて自分で調査、研究を行うフィールドワークもこれに該当します。

例えば、徳川家康のことを勉強する場合、徳川家康のゆかりがあるところに連れていく。これが強烈な経験になるのですね。

勉強してもすぐ忘れる/暗記に繋がる一番効果的な方法は?人に教えること

「人に教える」90%

かなりの確率で学習が定着する結果になっています。

これを使わない手はないですね!

他人に教えると、教えた人だけが定着します。

例えば、数学が苦手な中3の子が中1の子に教えると、中3の子ができるようになるという現象が起ります。

数学というものに対してのトラウマが解消されるのですね。

中3の数学が苦手な子が、同じ学年の中3の子に教えると、ますますできなくなります。嫌いなんですから当然です。

でも、学年が下の中1の子には教えられるんですね。そうすると、「自分はできる人間なんだ!」と錯覚に陥るんです。説明する際、相手に理解してもらおうと頭を整理しながら喋ってるので、

「こうなっているのか!この原理は!」と自然に気づいてしまうんですね。

ですので「教えさせる」のが学習定着に一番手取り早い方法になるんですね。

勉強してもすぐ忘れる/暗記に繋がる一番効果的な「人に教える」方法。具体的にどうすればいい?まとめ

「人に教えること。」

これを自宅で一人で行うには、自分が先生、生徒の一人二役を演じるということです。

そして教える立場が一番学習定着率が高いので、先生役をするというわけです。

この問題はどういう手順で答えにたどり着くのか、

もう一人の自分に(もしくは自分が想定する第三者)わかりやすく説明できるよう、

声も出しながら教えていくのがオススメです。

誰かに説明しながら解説するとなると、わからなかったところを

「どうやったら理解してもらえるか」と考え、調べるので、

ただ単に「問題を解いて、答え合わせ。はい次。」

といった事務的な勉強にならないはずです。

知識を総動員して動かすので、学習的定着率が高まるというわけですね。

しっかり理解できたのか、間違えたところはどこで間違えたのか、

途中段階に遡って指導する自分の理想とする先生になって、ぜひ試してみてください^^

ホワイトボードを使って楽しく先生役を行う工夫もオススメです!

 

2020年から始まる「アクティブラーニング」。

受け身ではなく、積極的にお互いに教え合いましょうという感じの授業が学校現場で始まっていきます。

日常生活の中から、アクティブラーニングができる方法もありますので、

それはまた改めて記事を書いていこうと思います!

★おまけ★読書からの学ぶ率をあげる方法は?

テスト勉強の読書ではなく、一般的な読書に関しては次の方法ですと、

定着率が上がるので参考までに書かせていただきます♪

学習の定着率を上げる方法として、読書をする際、

その本の知識を全て吸収しようと欲張らないことをオススメします!

読書を通して新しいことを学んだとします。それをしっかり身につけたければ、

一冊読んだ際、心が動いたところや、記憶に残したいところを1つ選んで、

その選んだ1つを実行したり、それについて深く調べると定着します。

最大は3つまでがオススメです。3つまとめて、その3つをやると決めます。

実行すると変化するので、読んでよかったなとなります。(小説はここでは除外)

読書をして「ためになった〜」と満足しつつ、結局何も行動に移さない人は、

知識がないことと同じこと。実行に移さないと意味がないんですね。

ですので、本の全てマスターしようと思わず、1つ得られたらオッケー!とすること。

全てを学ぼうとしないこと。読んだ中から実行に移すものを1つに絞って取り組む。

読書はこのようにやっていくのがベストです♪